手術について
白内障の日帰り手術を行っています。
手術は、怖い、痛い、何日も入院しなければ といった理由で、多少見づらくなっても手術をせずに我慢している方がまだまだ多いようです。
当院では、点眼麻酔による日帰り手術を行っています。
点眼麻酔は無痛性なので、手術も痛みを感じないと言われております。
手術方法は、超音波により水晶体を吸引し、人工レンズをやわらかく折りたたんで眼内に挿入するため、傷口が小さく手術終了後1時間程の安静でそのまま帰宅できます。
白内障とは
眼にはレンズの役割を果たしている水晶体があります。外から入ってきた光は水晶体で屈折し通過したのちに網膜で交わります。
もともとは透明ですが、年齢を重ねるごとに、水晶体のたんぱく質が変性するため、徐々に濁って固くなってきます。このような病気を「白内障」といいます。
加齢による白内障以外にも糖尿病、ステロイドの長期内服の副作用によっても起こります。
白内障の症状
白内障は、初期の段階では自覚症状に乏しく、ご自身で気づきにくいことが多いです。
病状の進行とともに下記のような症状が見られるようになってきます。
- 霞んで見える
- 光がまぶしい
- 物が二重に見える
白内障の進行程度により、進行を抑制する点眼薬で経過観察、また日常生活に支障をきたす場合には手術をおすすめします。
視力の向上、きれいな目でクリアな視界を得ることで、生活の質を上げて楽しい日々を過ごしましょう。